[head]
多分情報社会となって、結婚生活や恋愛などが甘いものや夢のようなものばかりでなく、むしろ男女のどろどろした部分とか、余計なトラブルを発生させ、当該二人だけでなく、親戚縁者の皆さんまでにも害を及ぼすというような事例があちこちで散見できるようになっているからなのでしょうが、男女交際に消極的な人たちが増えています。また、結婚までを真剣に考えるというよりは、適度なおつきあいし、お互いに楽しめばそれで十分というような人たちも増えています。
総じて言えば、男女交際は深入りしないものというような感じなのです。
でも、人がこの世に生まれてきたということを掘り下げれば、男女が一緒になって家庭生活を営み、子孫を残していくことは意味のあることなので、出会うということにもっと真剣に、そして真摯に取り組む必要があります。
出会うということは何らかの縁から来ているものですので、出会った人を大切に思い、そこに愛を育てる意識が意味深いことなのです。
格好がいいなとか、可愛いなという最初の印象はが、恋愛で言うと、恋の部分です。
そして、お付き合いをしていくうちに、相手の人の欠点や弱点、面倒な家庭環境、過去のいきさつなど様々なものが見えてきます。
ここが分岐点なのですが、そのときに、お互いにそこをカバーし合いながら、前に進もうというのが、恋愛で言うと、愛の部分です。
恋は芽生え、愛は育てと言われる所以です。
縁を大事にして、愛を育てることこそが、人間としての本質であり、いつの時代でも大切にしたいことなのです。
[foot]