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何かの縁を得て出会った相手を好きになり、自分からアプローチをして付き合い始めた頃は、誰でもそれが運命の人であると考えるものです。
しかし、実際に付き合ってみてすれ違いが起きたり、我慢して相手に合わせていると思い始めた時点で、それはもう運命の人ではないのかもしれません。
数学的に運命の人と出会える確率を計算することも出来るという話はありますが、それも不確定要素を確定要素として無理矢理考え出した計算式に当てはめるだけのもののようです。
そうだとしたら、運命の人に出会える本当の確率というのは、一体どのように考えたら良いのでしょうか。
さまざまな人に「運命の人とは、どんな人のことをいうのか」と尋ねたら、答えは決してひとつではなく、いろいろな答えが得られるに違いありません。
つまり、運命の人というのは、人それぞれに違っていて、好きになるタイプも、関わり方も、愛し方も、100人いれば100通りあって当然のことなのです。
だからこそ、世の中でたったひとりの人を全人類で奪い合うような、ひどく滑稽でややこしい話などにもならずに済んでいるのです。
運命の人に出会ったのかどうかは、実は本人にしか分かることではなく、本人さえそう思っていれば幸せな気持ちになれるし、幸せなのだといえます。
多くの人の中で出会ったことがまずは最大の縁であり、その人に好意的な気持ちを抱いたことが縁であり、それを大切にすることが運命なのだといえるでしょう。
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