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注意すべきは、女性に対して、「好きだから」このひと言をどんな陳情に際しても、常に忘れないようにしたい。めんどくさいけど、なぜ好きか、という説明も先回りしてすませておきたい。一般的に女性が最も恐れることは、自分が「セックスの道具」として扱われることらしい。その最中にモノではなくヒトとしての自分を自覚したいからだと思う。そのために愛を求める。けつこう都合のいい論理である。これにはわれわれ、男性軍は納得いかないところがあって、男だってモノとして扱ってくれればお互い、道具幅道具、というらくちんでフェアな関係が生まれる、と思うのだが、こういうことを言い出すと話がこじれるので、言わない。遊び人の女性に言わせると、好きな男ではない一夜かぎりの男とのセックスのほうが「イク」頻度が高い、ら，高い、らしい。愛だの恋だのという余計な気持ちを介在させずにすむからではないか、と私は推察するのだが。レベルが高すぎて私にはよく分からない。「好きだから」という』好きだから」という気持ちは実際にあるのだから（あるよな、みんな！）、出し惜しみしないでおくにこしたことはない。余計な気取りはヘッドアップを誘う。無駄を省いて単純に行動する。ポールに対して最短距離のスイングはそこから生まれる。インパクトの瞬間、ベッドは回転する。教訓Ｉｌあらかじめホテルを予約しておくのもグー。空ぶりしてひとりでツインの部屋に泊まれる賛沢が待ってるぞ。
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